ガラスアンテナで窓を基地局に

Posted 04/08/19
窓ガラスに配置されたアンテナ

窓ガラスに配置されたアンテナ

近年、5G(第五世代移動通信システム)の技術が注目を集め、そのアプリケーションの一つとしてコネクテッドカーが話題に上ることも増えています。高速大容量通信や低遅延通信技術に期待が寄せられている一方、基地局不足が懸念されています。その解決策として一躍脚光を浴びているのがガラスアンテナを使った窓の基地局化です。

都心などのビルが立ち並ぶ地域では電波のデッドスポットが多くなりますが、ビルのガラスにアンテナを搭載することで電波環境の改善を図ることができます。しかし、ガラスアンテナの設計には、薄板の誘電体、配線、周辺の金属体のそれぞれの電磁相互作用を考慮する必要があり、熟練の技が必要とされてきました。

アルテアの高周波電磁界解析ソフトウェアAltair Fekoは、ガラスアンテナ設計用のモデリングと解析機能を搭載しており、従来の複雑すぎる3Dシミュレーションを劇的に効率良く行えます。また、Fekoの解析結果は実測と良い相関を示すことが確認されているため、精度の高い解析結果に基づく設計検討が行えます。

自動車業界ではカーラジオ用にガラスアンテナの採用が進められています。例えば、ダイムラー社は、ガラスアンテナの開発手法を実験ベースからシミュレーション主導へといち早く切り替えた企業です。この開発手法の変更により、車両開発の初期段階でアンテナ性能を向上させ、高品質のアンテナレイアウトを開発できるようになりました。

「ダイムラー社の事例:乗用車のガラスアンテナのレイアウトを最適化する」の資料ダウンロード

リアガラスに配置されたアンテナ

リアガラスに配置されたアンテナ

 

FM帯ガラスアンテナの放射パターン

FM帯ガラスアンテナの放射パターン

  

Feko 製品トレーニング情報

Feko は、電磁波計算技術を用いた包括的な高周波電磁波解析ソフトウェアで、多くの産業分野で広範囲の電磁問題解決に使用されています。多様な解析手法を利用することができ、一つの解析で二種類の計算手法を組み合わせることも可能です。 電磁波の基礎に基づいてFekoの解析法・応用事例をご紹介し、Fekoの基本的な機能(スナップ、ワークプレーンなど)およびモーメント法をベースとした解析方法を習得いただける1日のトレーニングコースです。

 

Feko 入門コース日程

名古屋: 2019年4月17日(水) 10:00~17:00
大阪 : 2019年5月15日(水) 10:00~17:00
東京 : 2019年6月26日(水) 10:00~17:00

お問い合わせ
Altair Fekoについて sales@altairjp.co.jp 03-6225-5814(営業本部)
トレーニングについて  training@altairjp.co.jp 03-6225-5830(技術サポート)

 

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小間番号223(アルテアエンジニアリングブース)にぜひお立ち寄りください。
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Tetsuya Yamakura

Written by Tetsuya Yamakura

Technical Manager