疲労解析の結果表示お助けツール

Posted 11/26/19

疲労解析ツールAltair HyperLifeは9月に行われたATCでの発表を皮切りに、サポートへのお問い合わせ件数も増え、改めて疲労解析が求められていることを実感しています。

とはいえ、新しいツールなので実際に操作すると物足りない部分が目につきます(お気づきの点があれば遠慮なくサポートまでご連絡ください)。

今回はリリース当初から不便に思っていて、最近問い合わせが多いと感じる機能について解決策をご紹介します。

結果をコンター表示する時にコンターの値の範囲が期待しているイメージと少し違う、と思われることはありませんか。

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Damageの方はまだ良いです

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Lifeの方は何なのかちょっと良く分かりません

解析結果を見るときの一番楽しみは考えている以上の情報が直感的に得られることだと思います。今回のもやもやの原因はレジェンドの範囲が結果に応じて動的に変わっていることなので、ここを変更するスクリプトを作成しました。

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これは納得のコンター表示です

低い方を青にするか赤にするかは意見が分かれるところですが、SN線図の横軸のように1桁ずつ色を変えた方がLifeのレジェンドとしては適切でしょう。そしてこの図があれば、メンテナンス時に何処を重点的にチェックすればよいかが一目瞭然だと思います。

スクリプトはユーザーフォーラムにアップロードしましたのでダウンロードしてご利用ください。

スクリプトを読み込むメニューが本来であれば用意されているのですが、残念ながらまだ見当たりません。そこで、直接スクリプトを実行する手段もご紹介します。

スクリプトを適当な場所に保存したら、HyperLife画面の下段に有るTclという部分をクリックして、図のように入力(※)してください。

注意点

  • 「source」の後には半角スペースが有ります。
  • 保存場所の文字列の先頭と最後に波括弧を忘れないでください。

※直接タイピングすると「d」を押したタイミングで何かのショートカットキーと勘違いされるようなのでメモ帳などに書いてコピー&ペーストが良いです。

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hyperliferun

うまくいくと操作画面が起動します

使い方はボタンを押すだけで、左のボタンが1桁ごとに色を変えるボタンです。右はリセットするボタンです。終了する時は右上の×です。

このようにソフト自体のアップデートを待たずにカスタマイズで対処できるのもHyperWorksの良い所です。

前回のHyperLifeの記事でご紹介したツールも少し手を入れてからユーザーフォーラムの方で公開しようと思いますので、ぜひユーザー登録をしてみてください。