最適化を用いたカム形状の設計手法
最適化を用いたカム形状の設計手法を、電子レンジのドアを例に解説します。
ドアの開け心地というのはドアの重要な性能のひとつです。そのドアの開け心地、すなわち開閉力を定めた場合に、どんなカム形状にしたらよいか、目的とする開閉力を実現するためのカム形状の導出方法を紹介します。
MotionSolve(機構解析)とHyperStudy(最適化ツール)の連携により、自動で最適なカム形状が導出できます。
設計者の方へのおすすめポイント
- CADは必要ありません。結合点、重心位置等の座標値が分かればモデルは作成できます。
- 計算時間が短く、すぐに結果を確認できます。
- サブモデルの使いまわしができます。カーブのパラメータ化など、設定がむつかしい部分は、すでにAltairが用意したサブモデルを取り付けることで設定できます。